植民地の記憶をたどる4,200キロ、英国人ランナーのインド縦断

 

Posted on 07 Jan 2026 21:00 in 海外のインド人 by Yoko Deshmukh

負の歴史に自分なりに折り合いをつけようとする姿に、いろんなことを考えさせられます。



100日間かけてインドで100回のマラソンに参加しているというイギリス人女性を、BBCオンライン版が紹介していた。その動機が興味深かったため、抄訳したい。

India 100-marathon runner battles illness and heat

英テムサイドのアシュトン・アンダー・ラインにある運河でボート暮らしをしている41歳のハンナ・コックス(Hannah Cox)さんは、慈善活動と、インド生まれの父親を偲んでマラソンを走っている。

10月にマラソンをスタートしたコックスさんは、挑戦開始から49日目に「暑さと体調不良」のため入院するなどのハプニングに見舞われながらも、年末までに4,200キロメートルを超える目標距離の3分の2を走り切った。

コックスさんは、東インド会社に勤めていたアングロ・インド系の祖先を持つ。2014年にそのことに関連する記事を読んで以来、イギリスがインド統治時代に塩税を課すために利用したルートを旅したいという思いを抱いてきたという。

コルカタ生まれで1960年代にイギリスに移住した父、デリックさんが2011年に亡くなったことで、インドへの関心はさらに高まった。

コックスさんは「娘として、父が別の国から来たという事実に、いつも興味を持っていた」と語る。

特に「奴隷労働と経済的搾取に依存していた東インド会社の価値観には反対」していると述べ、自らの行動を通じて、環境慈善団体や活動のために100万ポンドの資金を集めたいと考えている。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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