眺めているだけで学べるサリーの世界

 

Posted on 21 Dec 2025 21:00 in ASKSiddhiサリー部 by Yoko Deshmukh

コルセットはサリーの「もっさり問題」と「ズレ問題」を同時に解決してくれるよね。



※昨日、名前を間違えて紹介してしまっていたので、後ほど前日の記事も修正する。
※リールのリンクを貼り付けても、ランダムに別の映像が出てきてしまう現象が発生しているため、取り急ぎの対策としてご本人たちのプロフィールページのリンクを貼り付けている。

Nishma Chhetriさん
 


われわれ日本人とどこか顔立ちの近いこの方の着こなしは、真似できるかどうかはさておき、サリーという一枚布の可能性をこれでもかと見せつけてくれる。
前後左右、裏表を自在に操り、そこにコルセットやハットといった小道具を躊躇なく重ねることで、「どんなスタイルもサリーで表現できる」という事実を、実演で教えてくれるのだ。

そう考えると、昨日触れたような「ピ○ク○ウス」風コーディネートを、本気で一度この方に考えてもらいたい——そんな妄想がふと頭をよぎる。きっと、想像の一歩先を軽々と越えてくるに違いない。

Aparna Raoさん
 


そして次は、言わずと知れたAparna Raoさんである。
Aparnaさんといえば、パッルーを「パンッ」と一度で収め、さっそうと肩にかけるあの一連の動き。
何度見ても小気味よく、思わず再生ボタンを押してしまう。

どのサリースタイルも、誰にでもトライできそうなのに、きちんと感、ミニマル感、小洒落感がきれいに同居している。
まさに、すべての「普段着サリー愛好家」が目指す最終形と言っていいだろう。
その秘密を探るべく、スマートフォンの画面に穴が開きそうなほど見つめ続けた結果、たどり着いた結論はひとつ。巻き方の習熟もさることながら、着用前にきちんとアイロンをかけること。
結局のところ、そこがいちばんの肝なのだと思っている。

明日はいよいよ、最後の2名を語りたい。続きをお楽しみに。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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