プネーの高架鉄道であるプネー・メトロ(Pune Metro)の建設工事が第1期にあたる「フェーズ(Phase)1」をほぼ完了したことを受け、工事を担うマハーラーシュトラ州政府運営のプネー・メトロ鉄道公社は第2期(Phase 2)の計画に着手、
カラーディー・カダクワスラ(Kharadi-Khadakwasla)を結ぶ経路に建設予定の高架駅22駅のうち14駅の設計に着手するなど、新たな事業と計画を発表した。
州政府によれば、第2期にはカダクワスラからスワルゲートおよびハダプサール(Hadapsar)を経由してカラーディーに至る25.8キロメートルの路線(22駅)が含まれ、総工費は813.1億ルピーを見込む。
また、ナル・ストップ(Nal Stop)からワルジェ(Warje)を経由してマニク・バウグ(Manik Baug)に至る6キロメートルの路線(6駅)も含まれ、こちらの総工費は176.5億ルピーと予想されている。
マハーラーシュトラ州政府は昨年10月、プネメトロ第2期の実施に関する詳細事業報告書(DPR)を承認しました。第2期には、カダクワスラからスワルゲートとハダプサールを経由してカラディに至る25.8キロメートルの路線(22駅)が2路線含まれており、総工費は8,131億ルピーとなっている。
また、ナル停留所からワルジェを経由してマニク・バウグに至る6kmの路線(6駅)も含まれており、総工費は1,765億ルピー。
特に目玉となるのは、ローガオン(Lohegaon)地区にあるプネー空港との接続だ。
プネー・メトロの第1期はほぼ完了した。
現在はスワルゲイト(Swargate)からカートラージ(Katraj)、PCMCからニグディ(Nigdi)への延伸工事が開始されており、ヴァナズ(Vanaz)からチャンドニー・チョウク(Chandni Chowk)、ラームワディ(Ramwadi)からワゴーリー(Wagholi)への延伸工事が中央政府の承認待ちとなっている。
各駅は6両編成を想定した概念設計と予備設計が行われ、すべての駅舎は太陽光発電の利用要件に準拠することを求められる。
さらに特筆すべきは、全駅において駅と一体となった不動産開発の設備を検討、運賃収入以外の収入増加を図るとしている。
このためプラットホーム階の上下に1階ずつ増築する実現可能性も検討している。