インド内務省、新OCIポータルを発表 — 登録手続きの簡素化を目指す

 

Posted on 21 May 2025 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

そういやポータルを使ったことなかったな。昨年パスポートを切り替えたので、この機会に登録しておこうと思います。



アミット・シャハ(Amit Shah)内務大臣は19日、インド出身者や外国人の事実上の永住権にあたる「Overseas Citizen of India(海外市民、OCI)」専用の新しいポータルを立ち上げたと発表した。

Home Minister launches new OCI portal

シャハ大臣によると、ポータルを通じてOCI保持者の登録手続き簡素化を図ることで、インドを訪問したり滞在したりする際の利便性を配慮することを目指す。

現在、「OCI」保持者は500万人を超えるとされる。
機能の強化とセキュリティの高度化、ユーザーフレンドリーな体験を提供すると謳う。

OCIポータル

OCI制度は、1955年制定の市民権法(Citizenship Act, 1955)の改正により2005年に導入された。
同制度では、1950年1月26日以降にインド市民であった、または同日に市民権を取得する資格を有していたインド出身者を、「海外市民」として登録することを規定している。
ただし、パキスタンまたはバングラデシュの国籍を有する、または有していた人、あるいは両親、祖父母、曽祖父母がこれらの2か国の国籍を有する、または有していた人は対象外となる。

既存のOCI用サービスポータルは2013年に開発され、現在180以上のインド大使館と12の「Foreigners Regional Registration Offices(外国人地域登録事務所、FRRO)」で運用されており、1日あたり約2,000件の申請を処理している。

内務省は声明で、過去10年間の技術の飛躍的な進歩とOCIカード保有者からのフィードバックを踏まえ、ユーザーエクスペリエンスを向上させるために、今回OCIポータルを刷新したと述べている。

 






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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