日本でバイクを走らせるには——旅人Abrar氏の挑戦記
Posted on 06 May 2025 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
わたしの「推し」さん、日本にいつまでいてくれるのかな。画像はAbrar氏が困った事態を説明している回のサムネイルです。
「Wildlens by Abrar」氏は、パキスタンを出発し、ユーラシア大陸を延々と北上してきた壮大な旅の目的地、日本で、予想をはるかに超える大きな壁に直面しているようだ。
そもそも高額な送料を支払ってタイから愛車「Rangeeli」を日本に送り込んだにもかかわらず、日本到着後、公道を走らせるためにさらに高額な手続きを踏まなければならない状況にある。
ChatGPTに確認したところ、タイから到着したAbrar氏のバイクは、次のようなステップを踏んで初めて日本の公道を走行できるとのことだった。
JAFで外国語書類の翻訳証明を取得(4,400円)
通関(輸入手続き)を完了し、通関証明書を取得
車両を整備・改造し、日本の保安基準に適合
運輸支局で「予備検査」を受け、合格
自賠責保険に加入
本登録を行い、ナンバープレートを取得
日本の公道を走行
さらに、パキスタンから延々ユーラシア大陸を横断してタイに至るまでの各国で、「Rangeeli」を整備しながら乗って来たAbrar氏が現在直面していると考えられる追加費用は以下のとおりである。
整備・修理(オイル漏れ、電装修理、配線修正、ブレーキ整備)
→ 5万〜20万円
保安基準適合改造(ヘッドライト、ウインカー、リフレクターなど)
→ 5万〜10万円
個別審査(必要になった場合)
→ 10万〜15万円
通関での追加確認・検査費用(書類追加要請、現物検査など)
→ 3万〜5万円
ただし、Abrar氏のバイクは年式不明のドイツ製BMW・350ccであるため、楽観的なシナリオでも20万〜25万円(約1500〜1800ドル)、現実的なシナリオでも30万〜40万円(約2200〜3000ドル)の費用と、最短で2〜3週間程度の期間が必要になりそうだ。
以上が、ChatGPTの回答である。
わたしにはまったく門外漢の分野であり、誤りがあっても検証できないが、概ねこのような流れになるようである。
日本での滞在が長くなりそうなのは、Abrar氏にとっては大変だろうが、個人的には、少しうれしくもある。
あなたの街にも、いつかふらっとAbrar氏が現れるかもしれないね。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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