マハーバリープラム観光その1、「クリシュナのバターボール」

 

Posted on 20 Mar 2023 21:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

うまそうな名前だけど、近づいて触ってみるとゴツゴツとした花崗岩でした。



チェンナイ滞在最終日は、インド南部の観光の時には毎回お世話になっている@Trodlyにお願いし、最寄りの観光地であるマハーバリープラム(Mahabalipuram)を訪れた。


 

マハーバリープラムと言えば、海岸寺院(Shore Temple)や「クリシュナのバターボール」と呼ばれる奇岩で超有名なところだ。

実際に訪れてみると、海岸寺院もバターボールも、インド考古学調査局(Archaeological Survey of India)により遺産として守られた公園施設内にあり、情緒を味わうには想像力を働かせる必要があった。

なお、この2つの遺跡はもちろん、アルジュナの、タイガー石窟、パーンチャ・ラタなど、マハーバリープラムの主要な遺跡群は外国人600ルピー、インド人またはインド在住者(OCIやPAN保持者)はいずれか1か所で40ルピー支払えば、すべて入場して見学することができるようになっている。

かつては外国人が観光地を訪れると、同様に観光に来たおのぼりの人々から凝視の対象となり、声をかけられたり一緒に写真に写って欲しいと頼まれたりしてちょっとしたスター気分を味わえたものだが、近年はみなさんセルフィーに夢中で周りなどろくに見ておらず、ゆえにじっくりと自分のペースで見学できるようになったのはうれしい。

また、同行のシッダールタやKさんから離れて単独行動をした瞬間、いろんな怪しい人々がいかにも親し気に話しかけてきたので、今までいかにインドで守られてきたのかを改めて実感した。
 


初めてこれを見た人は度肝を抜かしただろうな。
 


250トンもの巨石が中途半端なところにぶら下がっている。
20世紀に入ってから「市民の安全のため」、
一度は動かそうと試みたこともあったようだ。
 


ワンちゃんたちも安心しきって寝ている。
 


バターボールの裏側にも、不思議な形をした巨岩がごろごろ重なり合っている。
 


建造から1,500年ほどという、石窟寺院もある。
 


全然知らない人だけど、ついでに撮ってあげた。
 


みんな、セルフィーに夢中だね。
 

本日最も読まれている記事
購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 Posted on 16 Sep 2019

世界一おいしいクロワッサンの店、「Dohiti」 Posted on 15 Mar 2023
日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる Posted on 18 Mar 2017
ラーム・チャランさんムンバイーを電撃訪問でファン歓喜 Posted on 05 Apr 2022
サリーを着崩れなくきれいに着付けるのに、ペチコートはいらないことを実証 Posted on 04 Jun 2018


本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments