プネーの街を彩る、働く女性たちのサリー
Posted on 07 Mar 2026 21:00 in ASKSiddhiサリー部 by Yoko Deshmukh
朝のプネーをかっ歩する働く女性たちの中で、いちばんおしゃれなのはやはりサリー姿だな。
近年、インドの若者のファッションは急速に洗練されてきた。
しかしプネーの街を歩いていると、やはり一番おしゃれに見えるのは、サリー姿の働く女性たちだと感じる。
流行の洋服よりも伝統衣装のほうが似合っている人が多く、むしろ都会的に見えるのは不思議である。
そのサリーには、同色または同系色で体に合わせてテイラーメイドされたブラウスが合わせられている。
今朝見かけて思わず見とれてしまった彼女は、絞り染め風プリントのえんじ色のサリーに、同じえんじ色のブラウスを合わせていて、肩甲骨がくっきりと見える大きく開いた背中が、惚れ惚れするぐらいすてきだった。
暑くなり始めた今の時期は、ブラウスはシンプルな薄手のコットン製が主流だ。
同じく薄手のコットンまたは化繊のサリーと組み合わせれば、洗濯してもすぐ乾くのだろう。
日常生活の中での実用性もしっかり考えられているように思う。
一方で、洋服姿の若者たちも、主にネットショッピングで凝った服が簡単に安く入手できるようになったこともあり、ここ数年でぐんと多様化しているものの、どこかしら野暮ったさが否めない。
そう言うわたし自身も、つい手軽な洋服に手が伸びてしまうのだが。
サリー姿に次ぐ機能性は、ジーンズよりもパンジャービースーツの方が上なのにな、と思う。
コーディネートされたドゥパッタ*とともに、どんな人が着用していても、全身のバランスがこの上なくおしゃれに見える。
一年を通して温暖な土地柄のプネーでは、最も快適で、そして格好よく着こなせる装いは、何を差し置いてもサリー、あるいはパンジャービードレスなのではないだろうか。
*ドゥパッタ(dupatta)
インドや南アジアの伝統的な女性衣装で用いられる長いストール状の布。パンジャービースーツなどと合わせ、肩や胸元にかけて装いのアクセントとして使われる。

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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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