インド国民会議派(Congress)の指導者で、ラージヤ・サバー(Rajya Sabha、インド上院)議員のソニア・ガーンディー(Sonia Gandhi)氏の回想録がまもなく刊行、という記事を「The Hindu」に見つけた。
Sonia Gandhi’s memoir to revisit love, loss and her decision to decline India’s top job
出版社Alfred A. Knopfは18日、ガーンディー氏の『Belonging: A Journey of Love』が11月10日に刊行されると発表した。
同書では、インドのネルー・ガーンディー(Nehru-Gandhi)政治一族に嫁いだことで得た希望と経験した悲劇、そして自身の政治家としての歩みについて振り返る。
「私の家族については多くのことが書かれてきたが、彼らの動機や行動、さらには極めて人間的な過ちの真実にまで迫ることができたものは、ほとんどなかった。多くの意味で、この本は彼らの人間性に捧げるオマージュだ。また私の物語は、私が帰属するこの美しい国で60年間にわたって目の当たりにしてきた社会的、政治的変化について、読者に独自の視点を提供するものでもある」とガーンディー氏はKnopfを通じて発表した声明で述べた。
79歳のガーンディー氏はイタリア出身で、英ケンブリッジ大に在学中、同窓生で、後に夫となるラージーヴ・ガーンディー(Rajiv Gandhi)氏と出会った。
ラージーヴ・ガーンディー氏は、インド初代首相ジャワハルラール・ネール(Jawaharlal Nehru)氏の孫であり、インド初の女性首相インディラ・ガーンディー(Indira Gandhi)氏の息子だった。
『Belonging』では、1984年に義母のインディラ・ガーンディー氏が暗殺され、その後をラージーヴ・ガーンディー氏が継いだことで、自身の人生が一変したことについてつづっている。
ラージーヴ・ガーンディー氏も、その7年後に暗殺された。
その後、ソニア・ガーンディー氏自身も政界入りし、インド国民会議派で歴代最長となる党総裁を務める一方、党からの首相就任の要請を辞退した。
同党は2014年、インド人民党(Bharatiya Janata Party、BJP)に政権を奪われた。
ソニア・ガーンディー氏は著書の刊行を前に、次のように振り返っている。
「私を政治という公の世界へと押し出したのは、心の痛みと喪失だった。それまでは、自分のプライバシーを懸命に守っていた。今回、自分の人生について書くことは、私にとって容易なことではなかった。しかし、徐々に政治の世界から距離を置き、自分がこれまで見てきたすべてを振り返るようになると、私の物語を貫いていた愛と忠誠という一本の糸が、次第にはっきりと見えてくるようになった。それは、イタリアの小さな町で過ごした素朴な子ども時代から、ラージーヴ・ガーンディーの妻、そしてインディラ・ガーンディー首相の義理の娘としてインドで過ごした複雑な年月に至るまで続いている」

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