プネーで、「ベーグル型のパン」ではないベーグル

 

Posted on 03 Oct 2026 21:00 in ASKSiddhi独断うまい店 by Yoko Deshmukh

画像は同店オープン前、昨年の11月末ごろに撮ったものです。



はじめに断っておくと、わたしはベーグル専門家ではないし、フリークというわけでもない。

ベーグルが小麦粉や塩、水など、比較的シンプルな材料から作られるパンであることを把握し、それによる独特の食感と風味が好きな人である。

しかし、そんなわたしでも、「ベーグル」と「ベーグルの形をしたパン」の違いくらいは、なんとなく分かる。

ちゃんとしたベーグルが食べられるお店には、プネーではなかなかお目にかかれない。
「ベーグル型のパン」をつかもうものなら、割るとボロボロ、食感もボソボソで、これは当地ではまだ多数派とみられるベーグルを知らない人々に対する暴力とも言える。

以来、プネーでベーグルを見かけても、あまり積極的に手を出そうとは思わなくなっていた。

そうした中、近所のモール「Phoenix Marketcity」に比較的最近できたベーグル専門店「Bagelstein」を初めて利用した。

Bagelstein India

Bagelsteinは、2011年にフランス・ストラスブールで第1号店をオープンした、フランス発のベーグル専門チェーンである。
フランスをはじめ欧州各地に店舗を展開し、2025年4月にはハイダラーバードにインド第1号店をオープンした。

現在はインドでも店舗を増やしており、プネーではPhoenix Marketcityにも出店している。
公式サイトによると、同店ではベーグルのほか、サンドイッチ、ペストリー、コーヒーなどを提供している。

メニューを見ると、プレーン、ブリオッシュ、ハラペーニョ&ハーブ、ポピーシード、セサミ、ハーブなどのベーグルがあり、クリームチーズを合わせたものから、ローストチキンやファラフェルなどを挟んだ「Bagelwiches」までそろっている。

しかし、初めてなので、ここは余計なものを挟まず、まずベーグルそのものを食べてみたい。

最もベーシックなセサミのベーグルをひとつ買って帰った。
そして、これがよかった。

ベーグルならではのもちもちとした食感があり、かむほどにほんのりと甘みのある風味が広がる。
「ああ、ベーグルって、こういうものだったよな」と、プネーで久しく出会えていなかった食感に満足した次第である。

こうなると、次にやりたいことはもう決まっている。
スモークサーモンを買ってきて、クリームチーズと一緒にたっぷり挟んで食べたい。

おいしいベーグルが近所で買えるようになって、うれしいことこの上ない。
 

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。\r\n\r\nASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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