プネーでも、歩道とは名ばかりで、穴や何かのふん、ごみ、工事用資材、謎の堆積物に道を阻まれ、車道を歩かざるを得ないこともしばしばである。
暮らしやすい都市とは、最も脆弱な人々に合わせて設計された場所であるべきだと、下記の「The Hindu」記事は教えてくれる。
Bengaluru’s footpaths belong to everyone but pedestrians
バンガロールでも垂れ下がるケーブル線、積み上げられた建設廃材、捨てられた家具、ごみ、駐車車両まで、歩道は歩く人を除くほとんどすべてのための空間になっている。
道路が渋滞で詰まるにつれ、車両もまた、かろうじて残った歩道部分にまであふれ出してくる。
こうした状況では、100メートルでさえ途切れることなく歩くのは難しい。
共通して見られるのは、きれいに整備された歩道が、公共工事のために掘られた溝によって突然途切れる光景である。
数歩進めば、砂の山や壊れた舗装ブロックが現れる。
さらに進むと、歩道をふさぐように停められたオートバイや、ごみの山があり、歩行者は車道に降りる以外の選択肢をほとんど失ってしまう。
ちなみに、2024年の国家犯罪記録局(National Crime Records Bureau、NCRB)の統計でも、バンガロールは前年に続き、インドの大都市の中で歩行者死亡者数が最も多かった。
標準的な設計もない。
多くの道路では、歩道の高さが数メートルごとに変わり、歩行者は何度も上り下りを強いられる。
一方、道路の片側には歩道があるのに、反対側には歩道がない場所も多くある。
特に体の不自由な人や高齢者にとって、厳しい環境になっている。
視覚障害のある男性は、「多くの歩道は高すぎ、また高さが頻繁に変化する。歩道に上がろうとして転ぶのではないかと、いつも不安になる。数メートル先で終わってしまう歩道もあり、そのたびに降りなければならない。歩道に上がったり降りたりし続けるより、道路を歩いていた方が楽だ」と訴えた。
住民らは、度重なる公共工事はただ状況を悪化させていると話す。
「水道管や地下排水設備を敷設した後、家の前や歩道に泥や砂の山を放置していく。雨が降ると、すべてがぬかるみ、泥が家の中に流れ込んでくる」と、市民団体の関係者は話す。
こうした状況を見て、バンガロール都市圏庁(Greater Bengaluru Authority、GBA)は「安全な歩道」キャンペーンを立ち上げ、歩行者が日常的に直面する障害物の撤去を試みている。
しかし、一部の歩道から露店商が撤去された一方、飲食店などが運営するジュース売り場、アイスクリーム売店、パーン売店などが大きく歩道に張り出したままになっている場所も多く、バイクや車両による歩道の占拠に対しても措置は取られていないと問題視されている。
「The Hindu」では、バンガロールの歩道が抱える問題や、さまざまな関係者が直面する課題などを取り上げるシリーズ記事を、今後も予定している。

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