ビシャーカパトナムで広がる麻雀人気
Posted on 05 Jul 2026 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh
もしかして、と調べたら、プネーにも「Mahjong Club」があるな。
「麻雀」が、ビシャーカパトナムでも急速に人気を集めているようだ。
The rise of Mahjong in Visakhapatnam
ムンバイー、バンガロール、チェンナイなど大都市で見られたブームをなぞるような勢いでの人気の高まりを受けて、愛好家たちは「ヴィシャーカパトナム麻雀クラブ(Vizag Mahjong Club)」を設立した。
現在では会員数は60人を超え、初心者向け講習会や定期的な対局会を開催している。
当初は興味本位で集まった数人の女性から始まった活動が、今では毎週の交流会や初心者講座を備え、参加者が段階的に腕を磨ける組織的なコミュニティーへと発展した。
クラブ創設メンバーのひとり、シュウェータ・ジョシ(Sweta Joshi)さんによると、昨年10月、4人の有志による小さなWhatsAppグループから始まった。
まずビシャーカパトナムにも麻雀を広めたいと、カフェで無料体験会を開いたが、当初は誰も来なかった。
しかし、その状況は数か月で一変した。
転機となったのは、今年初めにハイダラーバードを拠点とする麻雀インストラクター、ディーパ・ドドラ(Deepa Dodla)さんがビシャーカパトナムを訪れ、講習会を開いたことだった。
「マダム・マージャン(Madam Mahjong)」の愛称で知られる彼女のワークショップはSNSでも話題となり、人々の興味が実際の参加申し込みへとつながっていった。
「4月に初めて開催した正式な初心者講座は、ほぼすぐに満席になりました。卓を3卓用意しましたが、すべて埋まりました。それ以来、毎週講習会を開いていますが、参加希望は途切れていません」とシュウェータさんは話す。
人気は主にSNSでの口コミや参加者が投稿した写真を通じて広がっている。
「カードゲームを一度もしたことがない人にも教えてきました。むしろ、その方が先入観がなくて覚えやすいこともあります。他のゲームと比べずに学べるからです。最初の3局ほど終える頃には、多くの人が基本的な流れを理解しています」
初心者講座は通常約2時間で、牌を積んで「壁」を作る方法、牌の並べ方、正しいツモと打牌の手順、そして基本的な役の作り方を学ぶ。
1局にかかる時間は、およそ15~25分ほどだ。
ビシャーカパトナムでも早くから麻雀を楽しんできたアニタ・ヌタッキ(Anita Nuthakki)さんは、「麻雀は負け方も教えてくれるゲームです」と語る。
「どれだけ完璧に計画していても、必要な牌が最後まで来ないことがあります。戦略だけでなく、運も必ず関わってくるんです」
アニタさんが初めて麻雀に触れたのは、昨年のディーワーリー休暇でムンバイーを訪れたときだった。
「友人たちが遊んでいるのを見て興味を持ちました。オンライン講座で覚え、ビシャーカパトナムへ戻ると、同じように麻雀に興味を持つ人たちと出会えました」
人気の高まりに伴い、麻雀牌セットへの需要も急増している。
わずか1年前までは、国内で道具を手に入れること自体が難しかった。
「私が昨年始めた頃は、オンラインで輸入品しか見つからず、アメリカから取り寄せるのでとても高価でした」とアニタさんは言う。
「ところが需要が増え始めて2~3カ月もすると、国内の販売業者が取り扱いを始めました。今では『Crossword』のような書店チェーンや、有名なおもちゃ店でも麻雀セットを見かけるようになりました」
主婦、起業家、会社員など、多くの女性にとって、麻雀は単なるボードゲーム以上のものになっている。
ヴィザグ麻雀クラブ(Vizag Mahjong Club)の中心メンバーであるカウムディ・マッタパッリ(Kaumudi Mattapalli)さんは、こう話す。
「麻雀は、集まり、くつろぎ、長く続く友情を築くきっかけになります。1つのルールを覚えると、自然とほかのルールも知りたくなるんです」
同クラブでは、中国式を土台にしつつ、誰でも覚えやすく楽しめるように工夫した独自のハウスルールも生み出している。

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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。\r\n\r\nASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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