インド、KitKat世界最大市場に: ネスレ発表
Posted on 18 May 2026 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh
このこにしろチョコパイにしろ、日本で売っているものと味が違うんだよね。
インドが、スイスの食品大手ネスレ(Nestlé)の看板商品である「KitKat(キットカット)」において、世界最大の市場となったことが、同社の発表により明らかになった。
India becomes largest market for KitKat globally for Nestle
85か国以上で販売されている同ブランドにとって、インド市場の重要性がますます高まっていることを示している。
これにより、KitKatは「Maggi(マギー)」に続き、ネスレの製品ポートフォリオの中で、インドが世界最大市場となった2番目のブランドとなった。
KitKat市場としてのインドは10年前、世界10位に位置していた。
報道によれば、日本、ブラジル、欧州なども主要市場に含まれている。
同社は、主力帯からプレミアム帯まで幅広い商品展開を進めている。
「ギフト市場向けには『KitKat Celebreak』、軽食向けには『KitKat Pops』を投入した。また、塩キャラメルやヘーゼルナッツなどを含む『KITKAT Delights』シリーズを発売し、プレミアムポートフォリオを強化した。さらに、『KITKAT DUO』や『KitKat Lemon and Lime』など、主力帯の商品イノベーションも進めた」と同社は説明している。
さらにネスレ・インディアは、広告投資を大幅に拡大。ブランド価値向上を目的とした各種パートナーシップやキャンペーンも展開している。
同社によれば、visicooler programme※への投資も、都市部・農村部の双方で成長を加速させ、新製品展開を支える重要な役割を果たしているという。
ネスレ・インディアは2024〜25年度(FY25)の年次報告書において、国内のチョコレートカテゴリー内で市場シェアを倍増させ、最も急成長したブランドとなった結果、KitKatの販売本数が39億5,000万本に達したと報告している。
また、「Maggi」ブランドについても、インドは世界最大市場となっており、50億食以上が販売された。
KitKatは1930年代に英国の菓子メーカー「Rowntree's(ラウントリーズ)」によって誕生した。
1988年にスイスのネスレが同社を買収したことで、KitKatもネスレ傘下に入った。
ただし、米国では現在も「Hershey Company」がライセンス生産を行っている。
※visicooler programme: 主に店舗向けに設置されるガラス扉付き冷蔵ショーケース(visicooler)の導入・展開プログラム。商品の保存と視認性向上を目的とする。

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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。\r\n\r\nASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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