インド製マッサージオイル、手頃な価格で再評価

 

Posted on 23 Mar 2026 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

「不眠症にも効く」と書き込んでいる消費者レビューもたくさんありました。



寝る前の日課となっている全身マッサージ用オイルとして、「Kerala Ayurveda」の製品を試している。
お試しサイズの100ミリリットル入りで105ルピーという手頃な価格である。

Balahadathi Thailam

これまで長く使い続けてきたのは、日本のディスカウント店で入手したドイツ「Weleda」ブランドの「ホワイトバーチオイル」である。
この商品の売りである「セルライト除去」という効能に期待して使っていたが、その効果については、正直なところよくわからないままである。
ただし、ベタベタしない使用感と、さりげなく翌朝には消える香りの良さは確かであり、それが継続使用の理由であった。

その在庫が切れるタイミングで、インド製のオイルに目を向けることにした。
今回試した「Kerala Ayurveda」のオイルは、使用感において「Weleda」の製品と遜色はない。
一方で、香りはやや強い薬草を思わせるもので、いかにもアーユルヴェーダらしい個性を持つ。

「バラ(Bala)、アムラキ(Amalaki)、グドゥチ(Guduchi)などのハーブを栄養豊富なベースに配合、神経系を落ち着かせる効果と、ヴァータとピッタ(Vata-Pitta)のバランスを保つための伝統的なアーユルヴェーダ療法で用いられてきた」とある。

特筆すべきは価格である。
「Weleda」をディスカウント価格で購入した場合と比較しても、さらにその10分の一程度という水準であり、日常使いのハードルは大きく下がる。

一方で、容器には改善の余地もある。
プラスチック製ボトルの口が広く、オイルが一度に出過ぎてしまうため、現在はポンプ式容器に詰め替えて使用している。

なお、セルライト除去については、すでに半ばあきらめているので、肌トラブルさえなければ、今後もこのオイルを使い続けるつもりである。
むしろ今後は、同シリーズの別商品にも関心が広がりつつある。

高価な輸入品に頼らずとも、日常のケアは十分に成立するという当たり前の事実を、改めて実感させる一品であった。

*バラ(Bala): アーユルヴェーダで用いられるハーブで、体力回復や神経の安定を目的とする植物。
*アムラキ(Amalaki): インド原産の果実で、ビタミンCを豊富に含み、抗酸化や滋養強壮に用いられる。
*グドゥチ(Guduchi): 免疫調整や解毒作用があるとされるつる性植物で、伝統医療で広く使用される。
*ヴァータとピッタ(Vata-Pitta)のバランス: アーユルヴェーダにおける体質理論(ドーシャ)のうち、「風(ヴァータ)」と「火(ピッタ)」の調和状態を指す。体内の機能や精神状態の安定に関わるとされる。
 

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。\r\n\r\nASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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