ヤクルトが地球をまわって戻ってきた日

 

Posted on 17 Nov 2025 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

夕食後の楽しみ、それは「Yakult」です。



日本に住んでいた小さいころのほんの短期間、自宅にヤクルトレディが来ていた記憶がおぼろげにある。
ヤクルトそのものよりも「ミルミル」が好きで、なるべく注文してもらっては楽しみにしていたものだ。
しかし、日本には代替品も豊富にあることから、いつしかヤクルトレディ、そしてヤクルト製品は思い出の中の存在になっていった。

それから数十年を経て、インドを人生の拠点とするわたしの前に、地球をまわって再びヤクルトが登場した。
インドでの製造・販売開始は2008年という。

Probiotic Drink for Better Digestion & Immunity _ Yakult India

その喜びを一消費者として祝おうと、この数年はわが家の冷蔵庫に欠かさずストックしている。

インドのヤクルトは、赤い「Original」が5本入り90ルピー、青い「Light」が100ルピーである。
なお「Light」にはインド限定の「Mango」フレーバーもある。
うち、栄養成分表示によると、「Light」にはビタミンDとEが配合と明記されていることから、うちはもっぱら割高なライトのほうが健康によいに違いないと信じて愛飲している。

ちなみにインドでも、主に企業ユーザー向けにヤクルトレディ(Yakult Ladies)の普及計画があったようだが、さほど盛り上がりを見せていないようだ。

「ChatGTP」先生によると、ヤクルトはインドで商品流通を約700都市に広げているが、現時点でインド全国でのヤクルトレディの総数、家庭カバー率などの詳細統計は公開されておらず、国内で活動しているヤクルトレディの人数は、一部の都市(デリーNCR、ムンバイー、チャンディーガル、ジャイプール、プネー)で約270~300人規模と推測されている。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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