ドイツで働くインド人、平均給与はドイツ人より40%高い: アッカーマン大使

 

Posted on 09 Oct 2025 21:00 in インドの政治 by Yoko Deshmukh

ま、どうせごっそり税金で持ってかれるんだろうけど。



7日、アーンドラ・プラデーシュ州の州都アマラーヴァティ(Amaravati)でチャンドラバブ・ナイドゥ(N. Chandrababu Naidu)州首相と会談したフィリップ・アッカーマン(Dr. Philipp Ackermann)駐インド・ドイツ大使が、ドイツで働くインド人の平均給与がドイツ人の平均給与より40%も高いと明かした。
「タイムズ・オブ・インディア(Times of India)」紙が伝えた。

Indians working in Germany earn 40% more than Germans: Ackermann

アッカーマン大使は、ドイツのインド系住民がインドの豊かさと繁栄に大きく貢献していると付け加えた。

同州はグリーン水素に力を入れており、再生可能エネルギー分野でドイツと連携を深める可能性に期待している。

同大使は、シーメンス(Siemens)をはじめとする技術的に先進的なドイツ企業がインド国内各地で再エネ関連事業を拡大しており、こうした両国の提携を通じて機会の拡大が見込まれるとしている。
また、昨年度にインドからドイツに留学した留学生の数は20%増加したが、近年のドイツ国内大学への出願件数を考慮すると、今年度は35%まで増加する可能性があると述べた。
特に、トランプ政権以来のアメリカの状況が、ドイツへの留学志向を強める一因になっているとみられる。
留学生は卒業後も就職活動のため、18か月間ドイツに滞在することが認められている。

防衛分野における協力を推進
アッカーマン大使は、リスク軽減策の一環としてドイツの防衛産業がインドに進出し、中国への依存度を下げることが、将来的に興味深い新たな協力分野になると述べた。
大使は「多くのインド企業もドイツへの投資を開始しています。現在、750社以上のインド企業がドイツで事業を展開しています。今後10年ほどで、この数は数倍に増加し、インド系移民の数も今後数年で倍増するでしょう」と述べた。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments

Leave a Comment..

Name * Email Id * Comment *