汁なしホクホクの「ドライ・ムングダル」の作り方
Posted on 07 Oct 2025 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh
ライスにもチャパーティーにも合う、ホクホクのドライダルです。
わが家でもシッダールタがよく作ってくれる、このタイプのダルは、スープがなくなるまで茹でるので、作りたてはもちろん、翌日は味に深みが増し、レシピにもある通りいろんな食べ方ができる。
「The Hindu」に掲載の、このレシピでは、黄色のスプリット・ムングダル(ムング豆を割って皮をむいたもの)を使う。
Sukhi moong dal
調理も消化も最も容易とされる。
ダルを茹でる水も有効活用する、無駄を一切出さないレシピである。
材料(約4人分)
イエロー・スプリット・ムングダル:1カップ(200g)
水:5カップ
天然塩:小さじ1
ターメリックパウダー:小さじ1/2
ギーまたはオイル:大さじ2
ヒング(アサフェティダ)パウダー:小さじ1/8
クミンシード:小さじ1
カシミールレッドチリパウダー:小さじ1/2
クミンパウダー:小さじ1/2
コリアンダーパウダー:小さじ1/2
乾燥マンゴーパウダー:小さじ1/2
コリアンダー(葉と柔らかい茎):みじん切り1/2カップ(約30g)
作り方
- ムングダルを目の細かいザルに入れ、流水で約1分間、水が透明になるまですすぐ。
- 中くらいのボウルに移し、ダルが5センチほど浸かるくらいの水を加え、10〜15分間浸す。水を切る。
- 3リットルの鍋に、浸しておいたダル、水、塩、ターメリックを入れる。
- 10〜12分間沸騰させ、あくを取り除く。
- 火を中火に落とし、蓋を少し開けて、ダルを指で押したときに柔らかく、しかし形がドロドロに崩れない程度まで茹でる。
- 茹で汁を別の鍋またはボウルにあけ、取っておく。
- ダルを盛り付け用のボウルに移す。
- 中くらいのフライパンにギーまたは油を熱し、アサフェティダ、クミンシードの順に加え、数秒間ジュージューと音を立てる。これはテンパリングと呼ばれ、茹でたムングダルの入ったボウルに注ぐ。
- カシミールチリパウダー、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、マンゴーパウダー、コリアンダーの葉を加える。
- 茹で汁はスープになる。味付けし、刻んだコリアンダーとライムジュースを添える。
- もしダルを茹ですぎても、茹で汁を捨てずにスープ状になるまで煮込み、上と同じくテンパリングをする。
文末には、アーユルヴェーダの体質(ヴァータ/ピッタ/カパ)別アレンジなども載っている。
About the author
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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