実力不足でも臨んだドイツ語検定2級
Posted on 23 Jun 2025 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
試験場の独特の空気が嫌いではなく、クセになっちまいそうです。
ドイツ語を本格的に学び始めてから、まだ1年ちょっと。プネー在住のネイティブの先生に師事しながら、日々地道に勉強してきた。
そんな中、勢いにまかせてドイツ語検定2級に挑戦するという、今思えばなかなか無謀な決断を下した。
何より、圧倒的に勉強時間が足りていなかった。
それでも、「試験そのものを楽しもう」という気持ちで試験会場に向かった。
筆記試験は、やはり準備不足が露呈。終了数秒前に焦って答案を書き直したところ、なんと設問を取り違えるという痛恨のミスを犯してしまった。
頭が真っ白になるとは、まさにこのことだ。
一方の聴解問題は、拍子抜けするほど簡単に感じられた。プネーの先生が使っていた「Goethe-Institut」A2レベルの教科書でのトレーニングが、しっかり身についていたのかもしれない。
あの教材と授業のおかげで、耳がだいぶ慣れていたのだと思う。
会場を見渡すと、ドイツ留学を目指しているような大学生くらいの若者から、年配の受検者まで、年齢層は実にさまざま。
こうした幅広い層の受検者が集まるのは、ある程度予想していたとはいえ、実際に見ると感慨深いものがあった。
今回の結果について想像に難くないので、きっとまた近いうちに2級を受け直すことになるだろう。
次こそは自信を持って試験に臨めるよう、今度こそコツコツと準備を積み重ねていきたい。
なお、今回の夏季試験会場となった福岡女子大学は、今回が初訪問だったが、小ぢんまりとしていながらも美しく、都会的な雰囲気の漂う素敵なキャンパスだった。
試験そっちのけで、「こんな場所で学生生活を送ってみたかったなあ」と、思わず大学時代を懐かしく思い出してしまった。
こちらはわたしが使っている、南アジア限定の教科書。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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