ポワイ湖に棲むマグロワニ、IITボンベイ校キャンパスに出没
Posted on 28 Mar 2025 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh
こちらはチェンナイ近郊のワニ園で2023年にお目にかかったワニ子さんです。かなり巨大かつ肉厚だったよ。
インド工科大学(Indian Institute of Technology)ボンベイ校のポワイ(Powai)キャンパス内の道路を、巨大なワニが歩き回っているところを、複数の人が目撃した。
Crocodile spotted on IIT-Bombay Powai Campus road
動物保護団体によると、ワニはポワイ湖に生息する個体のようだ。
通常は湖周辺にとどまり、ヒトがいる場所を避ける傾向にあるため、道路で目撃されたのは珍しいことだと同関係者は語っている。
野生動物保護協会RAWW(Resqink Association for Wildlife Welfare)の創立者であり会長を務める動物保護官、パワン・シャルマ(Pawan Sharma)氏は、このワニは産卵場所を探しているメスかもしれないと語った。
その後、このワニは自分で湖に戻っていった。
ターネー(Thane)など周辺の行政および自然保護局は状況を引き続き注視し、ワニが出没する可能性が高い場所を避けるよう呼びかけている。
ポワイ湖に生息しているワニは一般的に「マグロワニ(Mugger Crocodile、学名:Crocodylus palustris)」と呼ばれる種類とされている。
現地の森林局やメディアの報道によれば、ポワイ湖では数十頭規模(推計約30〜40頭)のマグロワニが生息している可能性があると報告されている(出典: 森林局資料(Maharashtra Forest Department、2018年調査報告)など)。
またIITボンベイ校ポワイ・キャンパスには、学部・大学院生を中心に1万人規模の学生が学んでいるとされる(出典: IIT Bombay)。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
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