美智子先生の図書館で出会う、きらびやかな宝塚の世界
Posted on 25 Mar 2025 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
図書館って、こんなに居心地のよいところだったっけ。ちなみにパッケージ背後には巨大なそろばんがある。
Tちゃんが誘ってくれたので、ひさしぶりに美智子先生のもとを訪問した。
かなりごぶさたして顔を出したのに、まったく気にせず温かく迎えてくださり、本当にありがたかった。
定期的な一時帰国を前に図書館をしばらく休館されるとのことで、一部のご蔵書を分けてくださるという。
宝塚歌劇団により2007年に上演された「ダル・レークの恋」を収録したDVDも再生してくださった。
美智子先生が「20回は鑑賞した」とおっしゃる、この公演DVDは、以前お宅を訪問した際にも見せていただいたのだが、2時間半という長めの上映時間を最後まで観られず、中座してしまった経緯がある。
カシミールを舞台に、架空のマハラジャたちの社交や恋愛、そして運命などが描かれるこの作品は、最近では2021年にも同歌劇団により公演されていたようだ。
宝塚作品にほとんど触れる機会がなかったわたしだが、Tちゃんと2人で図書館に落ち着いて座り、気兼ねなく鑑賞できたおかげで、きらびやかな世界にどっぷり没入することができた。
しかも、美智子先生お手製の香り高いチャーイやサブダナ・キチュリなどの軽食までごちそうになり、ぜいたくな時間を過ごした。
図書館にある懐かしのブラウン管テレビは、古さを感じさせないほどパワフルな音量を響かせるのが印象的で、むしろ日本製のDVDプレイヤーのほうがたびたび調子を崩し、トラックが飛ぶなど年季を感じさせていた。
宝塚歌劇団員たちの、背筋がすっと伸びた華麗な所作はまぶしいほどで、個人的にはいつか、Tちゃんが教えてくれた「RRR」の宝塚バージョンも観てみたいと思った。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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