ホーリーで相手の意思を尊重するよう呼びかけるインド各地の警察
Posted on 24 Mar 2025 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh
遅ればせながら知りました。
ムンバイー警察がことしのホーリーで、望まない人を無理に巻き込まないよう勧告を出していたことを知った。
No spraying colours on pedestrians: Mumbai police issues advisory for Holi celebrations
これは、ホーリーを祝って色粉で遊ぶ市民が、そうでない通行人を無理に巻き込んだり、侮辱して個人の尊厳を傷つけたり、セクハラまがいに体を触るなどして品位や道徳を侵害する行為をしたりすることを禁じるもの。
違反した場合は、マハーラーシュトラ州警察法(Maharashtra Police Act, 1951)第135条に基づき処罰される。
ムンバイーやマハーラーシュトラ州以外では、デリー警察もホーリーの時期になると毎年、「無理やり色をかけたり、嫌がる人に強要したりする行為は、インド刑法(IPC)の関連条項(第352条や354条など)によって処罰される可能性がある」と警告しているほか、チャンディーガル警察も、ホーリー前に「通行人や女性への迷惑行為を厳重に取り締まる」という方針をたびたび発表している。
このほか、ウッタル・プラデーシュ州(ラクナウ、カーンプル、ヴァーラーナシーなど)やハリヤーナー州(グルガーオン、ファリーダーバードなど)でも、ホーリー期間中の迷惑行為や強要に対する警告を警察が発表していることを、地元メディア(Dainik Jagran、Amar Ujalaなど)が報じている。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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