ムンバイーを拠点に全インドで各地域言語によるデータセット作成に、農村部を中心とした地方の人々を雇用している「Karya」の活動について紹介する記事を見つけた。

Satya Nadella applauds Karya's localized approach_ Pune woman train AI datasets with Marathi language skills

インドを訪問した米マイクロソフト（Microsoft）CEOのサティア・ナデラ（Satya Nadella）氏も視察に訪れ、その取り組みを称賛する。

2017年にバンガロールでMicrosoft Researchプロジェクトとして誕生した組織「Karya」は、サンスクリット語で「尊厳を得られる仕事」を意味する通り、倫理的なデータ社会の構築を目指し、インド内外でデータセットの作成を続けている。

Karya _ We solve data needs

プネーのカラーディー（Kharadi）在住の起業家、ベイビー（Baby Rajaram Bokale）氏（53）も、母語であるマラーティー語でのAIモデルのトレーニングに貢献している。

「Karya」に協力する人々は、主に農村部で活動していることから、大きな雇用機会の提供にもつながっている。
生成されたデータセットは、AI研究のためグローバルなプールに集められ、また資源が不足している言語に合わせたテクノロジーの開発を可能にすることで、今や必須となったデジタルツールを多くの人が利用デキるようにする。

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