この半年のメンタルヘルスへの取り組み

 

Posted on 27 Jan 2024 21:00 in うつとわたし、そしてインド by Yoko Deshmukh

世界では、世間では、自分の心の中では、いろいろな嵐が吹き荒れるから、ともかく「いまを生き延びよう」。



インドと深く関わるようになって、今年で早くも20年を迎える。
それは、インド移住の少し前に訪れた、うつとの戦いの歴史とほぼリンクしている。

このシリーズは、今まさに「顕在性うつ状態」で「全般的不安障害」という診断を受けて、微量ながら毎晩服用の薬を処方され心の病気と闘っているわたしが、不定期だが覚悟を持ってつづっている。
日によって気分の浮き沈みがあるため、つづれない日もあると思うし、その分量も変化するし時間軸も前後し、また、後日もろもろ加筆修正することも大いにあり得る。
いつも通りの「インドよもやま話」に戻る日もあると思うが、このシリーズは、いずれきちんとした形でまとめる予定である。


*****

忙しくて時間に余裕がなくなることが、少なくともわたしのメンタルにとってはあまり好ましくないことは、この半年取り組んできた、土日祝日もない年中無休態勢のプロジェクトのおかげで分かったところだ。

時間に余裕がなさ過ぎて、他人と無用なトラブルが起きないよう、そして自分の精神が負のインパクトを受けないよう、人と関わること、議論を交わすことを極力避けて過ごしてきたので、人付き合いによるストレスはなかった(もちろん例外もある)。
そのように注意を払っていても、常に何かに追われているような、そして何かを忘れているような焦燥感からは逃れられず、夜中に何度も目が覚めてしまったり、寝付けなかったり、そのせいで日中のパフォーマンスが落ち、仕事がたまって物理的に徹夜態勢になってしまったりして苦しかった。

それでも、2021年3月から微量ながら服用し続けてきた抗うつ剤の効果があまり実感できないこともあり、「薬を絶つ」という決意はあったので、昨年10月ごろからは医師処方の半量、年末にプネーに戻ってきてからは4分の1量に減らしており、手持ちの薬は来月中旬ごろにはすべてなくなる見込みだ。
薬を減らすのと並行して、朝晩の「自分いたわりタイム」を、どんなに忙しくても取るようにしている。
具体的な方法は、以下リンクで説明している。

心身の健康のための日課、2023年9月更新版 Posted on 25 Sep 2023

つくづく、あきらめずにしぶとく生き延びようとしている自分には喝采を送る。

ただし最後にプネーの医師が処方してくれた「Serlift(日本ではジェイゾロフトという名称)」は、それ以前に福岡の医師が処方してくれた「レクサプロ」や「トリンテリックス(インドではVortioxetineという名称)」よりも、わたしには気持ちを安定させる効果が高かったように感じる。

今後、カウンセリングは適宜、これまでお世話になってきた「Centre for Mental Health」に頼るか、別のクリニックを探すかするかもしれない。

※直近1週間の気持ち: 劣等感、無気力、疲労感
*Current set of medications: Serlift 25mg


本日最も読まれている記事
インドで人気の日本アニメは、このタイトル Posted on 15 Jun 2023

購入後半年で故障したフォッシルのスマートウォッチを巡る、意外な顛末 Posted on 16 Sep 2019
日本人と顔立ちがよく似た「セブン・シスターズ」北東部の女性、人種差別に立ち上がる Posted on 18 Mar 2017
アスファルトも溶ける!?猛暑のグジャラート州で人を飲み込む道路 Posted on 26 May 2016
インディラ・ガーンディー国際空港ターミナル3の様子、機内食、その他あれこれ:写真編 Posted on 13 Oct 2018


本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



Share it with


User Comments