プネーとムンバイー間でインド初の長距離電気バス運行開始

 

Posted on 17 Feb 2020 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

写真は「グリーン」をイメージしたもので、プネーとムンバイーを結ぶ高速道路(Expressway)上にあるロナヴァーラーの風光明媚なレストランにて、雨季に撮影しました。



14日、都市間連絡バスとしてはインド初となる電気バスが、ムンバイーとプネーを結ぶ路線での運行を開始、インド交通省のニティン・ガドカリ(Nitin Gadkari)大臣が出席しての○式が行われた。

Nitin Gadkari rolls out India's first inter-city electric bus service between Mumbai and Pune

43席のバスはミトラ・モビリティー・ソリューション(Mitra Mobility Solution)社製で、1回の充電で300キロメートルまで走行できる。
運行頻度は1日2本で、運行会社は市内バスを中心に既に1,300本あまりの電気バス運行実績のあるプラサンナ・パープル・モビリティー・ソリューションズ(Prasanna Purple Mobility Solutions)社。
同社によればマハーラーシュトラ州および周辺州を中心にサービスを拡大していきたいとしている。

ガドカリ大臣によれば、インド国内では今年だけで電気バスの発注台数が1万台ほどに達する可能性があり、「(電気バス専用の)Eハイウェイ」整備計画も検討されている。

文字通り大量輸送システムの一環として運行されているインドの長距離バスの電気化が進むことで、いよいよ充電の必要性が少ない、太陽光で自家発電するバスの開発が積極的に行われればいいなと願う。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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