MSワードを黒板で教えてきたガーナの教師に、インドからもパソコンの寄贈

 

Posted on 20 Mar 2018 21:00 in 海外のインド人 by Yoko Deshmukh

ソーシャルメディアの力の凄まじさを実感する話題です。



※Representational Image
 

マイクロソフト(Microsoft)のワードプロセッシングソフトウェア、「Microsoft Word(マイクロソフト・ワード:以下MSワード)」の使い方を、黒板を使って説明していたガーナの教師に、インドの会社がパソコンをプレゼントしたという話題を、「Hindustan Times」電子版が伝えていた。

Ghana teacher who taught software using blackboard gifted computers by Indian firm - Hindustan Times

ガーナの高校教師、リチャード・アッピア・アコト(Rechard Appiah Akoto)さんが、2011年からパソコンがない環境で、黒板を使って高校生にMSワードの使い方を教えている光景が、ソーシャルメディアで話題になった。

New Word order: Ghanaian teacher uses blackboard to explain software - CNN


この光景が投稿されてから、マイクロソフト・アフリカ(Microsoft Africa)をはじめとする世界中の人々が、学校へのパソコン寄贈などの支援を申し出ており、ソーシャルメディアの民主性がその威力を発揮している。

Donors give computers to Ghana school where teacher taught computer tech on a blackboard - CNN

インドからもコンピュータ教育機関NIITが、首都アクラ(Accra)に置くガーナ支部を通じて、パソコン5台、ノートパソコン1台、そして書籍などを寄贈した。

マイクロソフト・アフリカではさらに、毎年開催されているマイクロソフト教育者向けプログラムで、今年はシンガポールで開催された「マイクロソフト・エデュケーターズ・エクスチェンジ(Microsoft Educators Exchange)」に、リチャードさんを派遣している。





        



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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