プネーで1年ぶりの歯科治療、「ナンダさん」でまたしてもサプライズ
Posted on 28 Jan 2018 22:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh
日本の歯科医さんのように、治療中に「次はこれをしますよ」と教えてくれたりとか、「痛かったら手を挙げて」とか甘やかしてくれたりすることはないのだけど、クイックかつクリーンに治療してくれるインドの歯科医さんもグッジョブです。
下の前歯に近い歯の被せ物が取れてしまったので、昨夕1年ぶりに「ナンダさん(Nanda Dental Care Premiere)」にお世話になった。
ASKSiddhi関連記事 - 歯が無事に治ったので、こんどは人生初の「Practo」へのレビューを書き込むための備忘録
外れてしまった被せ物は数年前、日本の歯科で処置してもらっていたものだが、ごく小指の先ほどのサイズながら銀色をしていたので、笑うとキラッと見えてしまい気になっていた。
ところがナンダさん(たぶん創業者(?)の息子さん)は、口の中の様子をちょっと見たと思ったら、おもむろに外れた箇所の表面をキュイ~ンと削りはじめた。
歯科恐怖症のわたし、かなりドッキンドッキンしながら耐えた。
実際、少し沁みる箇所があり、先生も「麻酔しましょうか?」と声をかけてくれたものの、唇に近いところでもあり麻痺する方が嫌だったため、我慢した。
一通り削り終えたと思ったら何度も紫外線照射器のようなものを当てつつ、カシャカシャやっている。
何をやっているのか、わたしにはまったく分からないのだが、ものの15分ほど格闘した後に「はい、終わりましたよ。もう何を食べてもだいじょうぶ」とサムズアップしてくれた。
恐る恐る、「あの、歯は白くなったのでしょうか」と聞いたら「もちろんさ、白いよ!」と先生は輝く白い歯を見せて請け合ってくれた。
支払いを済ませて帰宅し、治療してもらった歯を鏡で子細に眺めて仰天した。
周囲の歯の色と完全に同化し、治療したものとは思えない完璧に綺麗な状態で、穴が補填されていたのだ。
もはや、被せ物ではないのだな。
治療費用は1,500ルピー、今回はクリニック口コミサイトの「Practo」からの予約時、あらかじめデビットカードで400ルピーを前払いしていたので、受付での支払いは1,100ルピーだった。
しかし受付嬢は、「次回からは、電話で直接予約してくれると助かるわ」とのことだった。
とてもうれしい歯科体験をもうひとつ、インドで重ねることができた。
About the author
|
|
Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
|
User Comments