第26回翻訳祭、否応なしに抱いた強い危機感

 

Posted on 29 Nov 2016 23:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

自分に欠けているものを正面からぶつけてもらえる、過酷だけど貴重な学びの機会に、これからもなるべく都合をつけて参加していきたいです。



朝から、東京は市ヶ谷で開催された、第26回翻訳祭に出席していた。
今年は過去最多の900名以上の翻訳者をはじめとする翻訳関係者が参加し、大盛況で幕を閉じた。

翻訳者それぞれの多様なニーズに応じ、幅広いテーマに沿って展開されていた、各セッションの詳細については、Twitterのハッシュタグ「#2016jtf」に譲る。
年々、翻訳という仕事の難しさを痛感していながら、学びがおろそかになっているわたしにとっては、一層の危機感と緊張感が高まり、夕方ごろには心身ともにかなりぐったりと疲れていた。

軽く落ち込んでいたのだが、その後の交流パーティで、初対面の同業者の人たちとおいしいお酒や食事を楽しみながら、いろいろな話をするうちに、改めて翻訳という仕事に巡り会えたことの幸運と、この仕事が大好きなんだという気持ちを確認できた。
某大手翻訳者ネットワーク運営・教育事業を展開する会社に勤務する、高校の同級生とも無事に再会でき、充実したイベントだった。
パーティの場で、非常に難関であるJTFほんやく検定1級に、今年合格した人たちが表彰されていた。

いままで多忙を言い訳にして、いろいろと避けて来たことに、正面から向き合おうと決意した1日だった。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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