インドの無料救急搬送サービス、緊急性のない利用に課金へ

 

Posted on 07 Nov 2026 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

ダークストアの問題で叩かれているBlinkitだけど、こんなサービスも提供していたんだな。



いつも食料品の宅配でお世話になっている「Blinkit」が、「Blinkit Ambulance」という救急搬送サービスも無料で担っていたことを、幸いにしてこちらは一度もお世話になったことがなかったわたしは、今回初めて知った。

「Blinkit Ambulance」とは、迅速な緊急医療搬送の提供を目指すEternal社の取り組みの一環として、救急医療へのアクセス改善を目的に、通報から10分以内に救急車を到着させる仕組みとして設計されたサービスで、2025年にグルガオン(Gurugram)で初めて導入された。

その「Blinkit Ambulance」で、緊急性のない搬送依頼が相次いでいることから、そうした搬送については1回当たり2,500ルピーを課金すると、「Blinkit」サービス全般を運営するEternal社の創業者、Deepinder Goyal氏が5日、発表した。

一方で、緊急搬送については引き続き無料で提供する。

Goyal氏はXへの投稿で、今回の決定は、定期的な診察や病院での検査、退院後の自宅への移送など、緊急性のない目的で救急車が利用されることを減らす狙いがあると説明した。

同氏によると、今回設定した料金は、民間の救急車運営事業者が請求する料金とおおむね同水準だという。

徴収した料金は、救急車サービスを運営するEternal Foundationに充てられ、サービスの拡大を支援するために使用される。

同氏は「今回の課金によって、緊急性のないケースで当社の救急車が利用されることが大幅に減ることを期待している」と述べ、緊急時に救急車を利用できる体制を維持することが目的だと説明した。

また、Goyal氏は救急車ネットワークの拡大に伴う課題についても言及し、同社の研修アカデミーでは、人材不足に対応するため、研修の質を維持しながら育成規模の拡大を進めているという。

Goyal氏によると、同社は過去2年間に約2万件の緊急搬送に対応し、緊急性のないケースを含めると、合計約4万2,000件の搬送サービスを提供した。

これまで、いずれのサービスについても利用者から料金を徴収していなかったという。

性善説で成り立っていたサービスを悪用する人の存在は、どこの土地でも見受けられる。
 

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。\r\n\r\nASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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