救出された絶滅危惧種ゴールデンラングール7頭、アッサム州で野生復帰

 

Posted on 25 Jun 2026 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

密猟者はいまだ絶えないのだな。



アッサム州西部のチラン(Chirang)県で6月19日に野生動物密売業者から救出された絶滅危惧種のゴールデンラングール7頭が25日、シクナ・ジュウラオ国立公園(Sikhna Jwhwlao National Park)に放獣された。

Rescued from wildlife traffickers, seven golden langurs released in Assam national park

ボドランド地域自治区(Bodoland Territorial Region、BTR)のチラン県とコクラジャール(Kokrajhar)県にまたがる面積316平方キロメートルのシクナ・ジュウラオ国立公園は、アッサム州で8番目に指定された、最も新しい国立公園である。

ゴールデンラングール(学名: Trachypithecus geei)は、世界でも分布域が最も限定されている霊長類の一つであり、アッサム西部およびブータン南部山麓の狭い地理的回廊にのみ生息している。
その生息域は約3万平方キロメートルに及ぶが、三方をブラフマープートラ川をはじめとする河川に囲まれ、残る一方をブータンの山岳地帯によって画されている。

アッサム州森林相のジャヤンタ・マラバルア(Jayanta Mallabaruah)氏は、救出されたゴールデンラングールの放獣を発表した際、自然生息地へ再導入される前に、慎重な監督の下で実施されたリハビリテーションを終えたと説明した。

同相は、「健康状態や行動についても科学的な評価が行われた」と説明し、今回の放獣はアッサム州における野生動物保護活動の大きな成果であると評価した。
また、その成功は森林当局、野生動物専門家、法執行機関、地域住民が連携して取り組んだ結果であると関係者を称えた。

今回放獣された個体は、アッサム州警察特別任務部隊(STF)が実施した作戦で、バングラデシュ国籍の人物を含む9人の野生動物密売業者から救出した8頭のうちの7頭である。
1頭は、治療とリハビリテーションが行われたものの、生存には至らなかった。

ゴールデンラングールは、インドの「野生生物保護法(Wildlife (Protection) Act)」の附則I(Schedule I)に指定されており、世界で最も絶滅の危機に瀕している霊長類の一つとして認識されている。

シクナ・ジュウラオ国立公園は、ゴールデンラングールをはじめとする希少・絶滅危惧種の重要な生息地となっている。
 

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。\r\n\r\nASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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