朝から安定の容赦ない酷暑であった。
それだけではないが、外に出た瞬間、きょうはなかなか手強いものになりそうなことを予感していた。
そんな中、Uberタクシーに乗車したのだが、思わぬ問題が発生した。
SIMカードをeSIMに変えたばかりであるためか、SMSの送受信ができず、QRコードでの支払いができないのである。
このようなとき、日常生活のあらゆる場面で、いかにスマートフォンに依存しているかを思い知らされる。
普段は意識することのない「前提」が、ひとつ崩れるだけで、行動が途端に立ち行かなくなる。
やむを得ず、急遽シッダールタに電話をかけ、事情を説明、ドライバーの電話番号宛てに送金してもらうことで、なんとか支払いを完了することができ、事なきを得た。
このように、別の手段で即座に支払いを完結できる柔軟さは、インド生活の便利さをよく表している。
トラブルは起きるが、それを補う回避手段もまた、日常の中に自然に組み込まれている。
きょうはタスクが比較的少なく、チームのマネージャーと話す機会があった。
今後の作業スコープについての説明を受け、少し緊張する。
自分としては、あくまで期間限定の契約であるという意識あり、ヒラとして割り当てられた作業を、淡々と、そして確実にこなすことに集中している。
しかし印象的だったのは、先方の姿勢である。
契約社員であるかどうかにかかわらず、こちらに無理な負荷がかかっていないかを丁寧に気にかけてくれている。
「使い切る」ような感覚ではなく、あくまで一人のメンバーとして扱おうとする姿勢に、少なからず心を動かされた。
会社としての成熟度の高さを感じる場面であった。
また、もうひとつ感心したことがある。
何らかの連絡事項をひとりに伝えると、それが瞬時にチーム全体へ共有されている点である。
情報の伝達が速く、かつ漏れがない。
この徹底ぶりは、日々の業務の中で積み上げられてきたものなのだろう。
派手さはないが、こうした基盤の強さこそが、組織の安定感を支えているのだと感じた一日であった。
なお本日のティータイムの収穫は、自宅の割と近所に、北東インドの食材を売る店があることを教えてもらったことだ。
近々、訪ねてみたいと思っている。

ASKSiddhiは、Noteでも記事をアップしています。
今後メンバーシップを利用した企画なども考えていますので、
よろしければフォローしてみてください。