マイソールに、インドで初の「猫の博物館」を謳う施設がオープンしたことを、「The Hindu」が伝えていた。
India’s first cat museum opens in Mysuru
マイソールに新しくオープンした「Jin Min Cat World」は、猫への理解と責任あるペットケアをテーマにしたインタラクティブな学習スペースを目指す。
同施設の創設者Sharath BS氏は、同施設の意義を、「人間ではなく、猫のための猫博物館であり、屋外遊園地」と説明する。
そもそも同氏がこの博物館を開館するきっかけとなったのは、2024年に窓から逃げ出し、交通事故に遭って亡くなった飼い猫ココの死だった。
その時の深い後悔から、「多くの人に猫への理解を深めてもらいたかった」と同氏は、その目的を語った。
館内のあるセクションでは、エジプトの猫の置物が、「ドラえもん」や『トムとジェリー』の「トム」など、アニメの猫キャラクターと並んで展示されている。
また別のセクションでは、猫を題材にした様々なアート作品が展示されている。
「情報コーナー」では、「猫とは何か」という基本的な情報から、猫の視覚、ボディランゲージの読み方、猫を動物病院に連れて行くタイミング、猫の毛の種類、そして世界中の猫の品種についての詳細な紹介まで、猫に関するあらゆる情報を大きなボードに掲示している。
「Jin Min Cat World」はマイソール宮殿(Mysuru Palace)からも比較的近くに位置する。
館内には、保護猫たちが自由に暮らす広場(キャティオ、catio)もあり、「訪問者らの視線をわざと無視している」(同氏)。
この「キャティオ」は、迷路のような猫用トンネルで他の「キャティオ」と繋がっており、最終的には建物内にある約93平方メートルの広いエリアへと続く。
キャットツリー、爪とぎ、棚、エサ入れ、水入れ、トイレトレーなども完備されており、「猫たちの安全を守りながら、いつでも自由に出入りできるようになっている」と同氏は説明する。
「猫博物館」は、入館料99ルピー(10歳未満の子どもは69ルピー)を支払えば誰でも入館できるが、同施設の許可なく猫に触れることはできない。