炎天下の夕暮れ、さとうきびジュース屋さん

 

Posted on 18 May 2016 20:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

マハーラーシュトラ州アウランガーバード付近某所にて今週、撮影された写真です。



気温47度、灼熱のマハーラーシュトラ州を週末に車で横断走破したシッダールタさんが送ってくれました。

都市では機械が取って代わりつつある中、牛の力を借りて絞ってもらった、さとうきびジュースの味は、どうだったかな。
じっくり絞った甘いさとうきびのエキスに、水と、都会であれば氷を加え、仕上げにライムを搾ってくれます。
暑くてへろへろの時には、チャーイよりも身体に染みわたります。

近年はペプシコから「ニンブーズ(Nimbooz)」という、さとうきびジュースを似せたようなスポーツドリンク風の清涼飲料が販売されており、急性の脱水症状時にお世話になる経口保水塩「エレクトラル(Electral)」よりも、ずっと味がよいのでお気に入りです。
ただし、そのままだと糖分が多そうなので、わたしは薄めて飲みます。
さらにそこへ、日本から大量に持ってきてしまい消費しきれていない「ビタミンC粉末」を加えて、より強い酸味を楽しんだりします。

マハーラーシュトラ州にモンスーンが訪れるのは、例年であればあと半月ほど後の6月はじめです。
あとたった2週間がんばれば、うだるような暑さが一変し、涼しく爽やかな緑の季節が訪れるのです。
昨年のモンスーン少雨の影響で、9月からずっと給水制限に耐えてきたわたしたちにとっては、いつも以上に渇望する季節です。
 


この暑さの中でもめげずに商売、それだけで脱帽。
人も牛も真剣勝負です。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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