KPに登場、古代穀物の名に由来する注目の新店「Farro」

 

Posted on 21 Mar 2025 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

よく通る街角にできたみたい。いい感じの店構えだな。



コーレーガーオン・パーク(Koregaon Park)に、いい感じの新しいお店ができたことを、「The Hindu」が教えてくれた。

Farro in Pune is a refreshingly unpretentious dining experience with bold flavours



 

プネーのコレガオン・パークに新たにオープンした、ディナー営業のみのレストラン「Farro」は、シェフのVardaan Marwah氏、Aman Talreja氏、Suvir Saran氏、そして再びVardaan氏が共同で設立した。
グループ店として「Sip & Savour Co.」も展開しており、内装は建築家のAmrita Ravi氏が手がけている。

48時間もの時間をかけて準備される、ジャガイモ由来の生地を30層にも重ねたトリュフ・ラトケや、トルコの餃子であるバフ・マンティ、ラム・ケフタなど、こだわりのメニューがそろう。
また、カクテル類も充実している。

プネーは都市部人口が約457万人といわれ、富裕層の増加や、外食需要が旺盛な若年層の多さを背景に、レストランブームが続いている。
インド全国レストラン協会(NRAI)の調査では、レストラン利用者の71%が21歳から40歳というデータがある。

店名の「Farro」は、古代から栽培されているカプリ(エンマー小麦)の英名「ファッロ」に由来している。
エンマー小麦はモチっとした食感と素朴な風味が特徴で、繊維質やミネラルが豊富に含まれる。
ただし現代の小麦に比べて収量が少ない。

「Farro」がこの古代穀物の名を冠しているとはいえ、現時点ではエンマー小麦をふんだんに使ったメニューが目立つわけではなさそうだ。
素材へのこだわりを打ち出す「Farro」がどのような進化を遂げるか、ぜひ足を運んでみたいが、1名2,000ルピー前後という予算に二の足を踏んでいる。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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