旅の衣類としてのサリー
Posted on 23 Oct 2024 21:00 in ASKSiddhiサリー部 by Yoko Deshmukh
ちなみに旅のお供に選んだのはTAMAさんとおそろいのSuta猫ちゃんサリーです。※ごめんなさい自分の姿は撃沈し、今回お蔵入りです m(_ _)m
シンガポール経由で日本へ一時帰国の途上である。
今回はシンガポール空港で1泊、到着地の成田で1泊を予定しており、あまり荷物を増やしたくないので、薄い木綿サリー1枚を着回すことにし、着替えの下着やTシャツ類のみ持参するという実験をしている。
結論から言うと、ノートPC等を詰めた巨大で重いリュックサック2つにナイロンのショルダーバッグという、3点の荷物を持ち歩く旅に、サリーは少し不便だった。
両手を自由に使いたいので、「The Sari Series」などにある「Yakshagana Parvati Kase Drape」や、また「機動的」とうたわれている、布を何枚か重ねる巻き方(「Chhattisgarh Central Drape」など)は、慣れていないうえに、薄いコットン素材だと、だぶついてみっともなくなってしまった。
なお数日前に「試してみたい」と宣言していた「Gobbe Seere Drape」は、時間不足でまだチャレンジしていない。
空港のシャワー室やきれいなトイレの個室内で何度か巻き直すが、初心者には全身鏡がない状態が予想以上に難儀する(選んだ巻き方も問題かもしれないけれど)。
最終的に落ち着いたのは、Nikaytaaさんのスカートドレープに薄い綿シャツを合わせたコーディネート。
端(パッルー部分)をたくしこまないであえてスカーフのように出して首に巻いたら機内でも寒くなく、汗ばんでもハンカチ代わりになった。
さすが、サリーでマラソンに参加したこともあるつわもの、動きやすい巻き方でNikaytaaさんの右に出る者はいないのかもしれない。
このように、いざという時にサリーを軽快かつ実用的に使いこなしていくためには、普段からの練習はもちろん、サリーの素材別の特徴、自分の身長や体型の理解が欠かせないのだなということを痛感した次第である。
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本日の練習
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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