ハイダラーバード訪問記つれづれ、ハイテクシティ編

 

Posted on 29 Aug 2022 21:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh

いろいろな人に会い、おいしいものを食べ、仕事もして、と充実した滞在になりました。



今回ハイダラーバード訪問の主目的は、シッダールタのハイダラーバード・マラソン出場(10キロ部門)だったため、スタートとゴール地点から近いガチボウリ(Gachibowli)という、ハイテクシティの端っこに滞在した。

9,000 runners participate in NMDC Hyderabad Marathon - The Hindu

滞在中、マハーラーシュトラ州でも既視感のある政治的な抗議活動が、40キロメートル弱離れた旧市街であったり、

Will Ensure Peace In Hyderabad_ Top Cop After Protests Over Suspended MLA Remarks

「IKEA」ハイダラーバード店で店員による客への人種差別騒ぎがあったり、

IKEA Hyderabad called out for racism, responds after outrage. Details here - Mint

何かと騒然としていたが、我々の滞在はすこぶる快適かつ素晴らしい出会いに満ちたものだった。

Twitterでは、ハイダラーバードを訪れたことがあり、テルグ語をたしなむトリウッド映画愛好家の日本人の友人たちや、地元の方が、テルグ語の読み方を教えてくれたり、写真に反応してくれたりして、一緒に旅をしているような気分を味わえた。

気候は、デカン高原内陸部らしく乾燥して埃っぽく、暑いが、モンスーン期終わりかけの現在、不快なほどではない。
通りの看板は、テルグ語と英語のほか、ウルドゥー語があるのもハイダラーバードらしい。

コーイヌールを産んだ街だけに、ダイアモンド商が点在している。
街のいたるところに巨石があり、とある寺院横には、2つの巨石が奇跡的なバランスで重なり立っているのを見た。

わたしが訪れたのは、あくまで多国籍企業が集まるエリアであり、壮大な造りの高級マンションがいくつも建っているのに圧倒された。
チャール・ミーナールなどの旧市街観光地には行けなかったが、ハイダラーバードの広大さを実感することができ、この土地の持つポテンシャルに思いをはせた。

前回ハイダラーバードを訪れたのは、実に21年も前の2001年のことだった。

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その時の忘れがたい思い出が、2022年のハイダラーバードではアップデートされた感じだ。

ウーバー(Uber)アプリで呼んだのに現金を得ようとしたオートリクシャーの運ちゃんもいたが、「手持ちの現金がない(本当)」と言うと運ちゃんも「わしもない(これも本当)」とお互いに言い合い、結局は折れてくれて目的地に連れて行ってくれ、最後は笑顔で別れた。

最後に、ハイダラーバード空港には「Forest Essentials」や「KAMA」などの、インド高級ブランド店舗が入っていた。
タイで、バンコクから地方に向かう空港でもそうであったように、地方の小都市へ帰省などで出かける都市の住人たちが、お土産として商品を買い求めているようで、国内での消費機運の刺激の伝わりを実感している。

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本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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