日本でワクチン3回接種してインド国外へ旅行する場合の注意報【8月13日更新】
Posted on 02 Aug 2022 21:00 in トラベルASKSiddhi by Yoko Deshmukh
日本のヘンテコな入国時措置のとばっちりを意外な形で受けることになってしまいました。
※2022年8月12日付の「在ムンバイ日本国総領事館」によるメール案内にて、日本で2回ワクチン接種を済ませた人についても、インド入国時のRT-PCR検査陰性証明書提出は不要になったこと、つまりワクチン接種証明書のみを「Air Suvidha」に提出すればよい旨が通知されました。
当てはまる人はあまり多くないかもしれないが、ワクチンを日本で3回接種した後、インドで暮らしている方で、(インド)国外を往来(インドから出国し、どこかの国へ赴き、再びインドに入国)する予定のある方は、インドへの帰国時に、ワクチン接種証明書のほか、PCR検査陰性証明書の提出が必要だ。
「Air Suvidha」で「ワクチンの最終接種地」に「日本」を選択すると、ワクチン接種証明書だけでなく陰性証明書もアップロードしない限り、その先に進めなくなってしまうのである。
インドはすでに、米国や韓国、インドネシア、タイを含む、全世界130か国あまりの国でのワクチン接種満了者(おおむね2回、ブースター接種は必須ではない)を対象に、入国時の陰性証明書を不要としている。
しかし日本については、日本側もインドでのワクチン接種者に対して、現時点で入国時のPCR検査陰性証明書も要求しているための対抗措置と考えられる。
所用と観光を兼ねてタイを訪れていたが、明日インドに戻るに当たり、この点についてうっかりしており、あわてて滞在先のクラビにて、ツーリスト用にPCR検査をしているクリニックへ駆け込んだ次第である。
Aonang Medical Clinic, Krabi - แพทย์ ใน Tambon Ao Nang
検査費用2,900バーツ(現レートで1万円くらい)は痛い出費であるが、しかたない。
おそらく、まもなくお互いに不要になるのだろうが、2022年8月2日現在、要注意警報である。
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Yoko Deshmukh
(日本語 | English)
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。
ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.
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