ムンバイーで、コロナ禍でネズミの駆除が難航

 

Posted on 07 Jul 2022 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

水たまりなどのドブ水にも気をつけよう。



新型コロナウイルス感染症の影響で、ムンバイーにおける公衆衛生対策である、レプトスピラ症を主に媒介すると疑われるネズミの駆除が滞っていることを「Times of India」が伝えており、興味深かった。

Mumbai: As lepto looms, no night rat killers in 12 wards

【レプトスピラ症とは】(日本大百科全書(ニッポニカ)より引用開始)レプトスピラを病原体とする人獣共通感染症で、ネズミをはじめイヌ、ウシ、ウマ、ブタなどの尿中に排泄(はいせつ)されたレプトスピラが主として経皮的、ときには経口的に感染して多彩な病型を示す急性熱性疾患の総称である。(引用終了)

特に新型コロナウイルス感染症の拡大が目立った2020年度はネズミの駆除件数が例年の60パーセント減の19.8万匹(2019年は47.8万匹)となり、2021年度は32万匹と増えたものの、駆除費用の高騰と人材不足などを理由として、十分な駆除に至っていないと当局は説明している。

ムンバイー自治体(BMC)によると、ネズミの駆除作業は自治体職員が行うほか、夜間には外部にネズミ1匹の駆除あたり20ルピーを支払う日当制で依頼している。
ただ、1日の賃金として最低ラインとされる100匹のネズミ駆除は容易ではなく、BMC下24区のうち12区には、常勤の夜間駆除業者が不在の状態が続いているという。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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