インドと深く関わるようになって、今年で早くも20年を迎える。
それは、インド移住の少し前に訪れた、うつとの戦いの歴史とほぼリンクしている。
このシリーズは、今まさに「顕在性うつ状態」で「全般的不安障害」という診断を受けて、微量ながら毎晩服用の薬を処方され心の病気と闘っているわたしが、不定期だが覚悟を持ってつづっている。
日によって気分の浮き沈みがあるため、つづれない日もあると思うし、その分量も変化するし時間軸も前後し、また、後日もろもろ加筆修正することも大いにあり得る。
いつも通りの「インドよもやま話」に戻る日もあると思うが、このシリーズは、いずれきちんとした形でまとめる予定である。
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福岡の精神科クリニックの先生が英文で用意してくださった紹介状のコピーを持って、プネー西部バネル(Baner)にある、臨床心理士が全員女性というクリニックを訪問した。
館内のポスターや、担当先生の質問のアプローチから、主に夫婦や家族の精神衛生改善を目指しているらしいことが伝わった。
初日だったが福岡で通っていた精神科とは異なり、心身の各種検査(1週間の心の状態を回答するテストや、血液や尿、体重や体脂肪など)はなく、いきなりカウンセリングに入った。
本日90分間のセッションでは、うつ特有の症状を感じ始めた時期から数年間の、わたしの人生や生活について詳しく質問された。
その質問に回答するうちに心がほぐれたことはもちろん、「わたし、知らないうちに意外とがんばってきたのかな」と自己肯定感のようなものを抱くことができたような気がする。
次は来週、訪問することになっている。
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