インドで車のサブスクモデル

 

Posted on 14 Apr 2022 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

このモデルはインドでこそ盛り上がって欲しいな。



わが家がプネーで使っている車は、走行距離が100万キロに達したおんぼろのタタ(TATA)「Indigo」で、しょっちゅうエンストを起こすし、あちこちガタがきていて、そろそろ買い換えを検討しなければならない。
しかし、わたしはこの際、買うのはもう少し環境に配慮した安全な車が、手ごろに入手できるまで待ちたいとも思っている。

日本でも、比較的若い世代を中心に、車を買うよりも、定額で借りるプランが人気のようだ。
たしかに、日本のように保険やメンテナンスが高額な国では、そうした選択肢が盛り上がるのも無理はない。

インドにはどの程度、浸透しているのかなと調べてみたら、われらが「Nissan」が昨年11月時点で、デリー首都圏(NCR)、バンガロール、チェンナイ、ムンバイー、ハイダラーバード、プネーでサブスクサービスを展開しているらしいことが分かった。

Nissan ties up with Zoomcar, Orix for its vehicle subscription model

このモデルは「Nissan Intelligent Ownership」と名付けられ、〇の「Zoomcar」や「Orix」と提携して展開している。

肝心の料金がこの記事では不明だが、サブスクには予定内および予定外の修理、タイヤとバッテリーの交換、24時間年中無休の整備支援、事務処理費用が含まれている。
顧客にとっては減価償却費ゼロ、登録料、道路税、RTO費用もすべて込みという魅力的なオプションだ。

サブスクモデルで電気自動車や燃料電池自動車を広く普及させることができたら、インドが二酸化炭素の排出削減に大きく寄与できるのではないかな。

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なお、現状に何ら役立つ情報をご提供できていない「ASKSiddhi(アスクスィッディ)」なので、せめて「在ムンバイ日本国総領事館」より日々発信されている州内の状況や州政府による措置に関する最新情報を、今後はこちらにも転載させていただきたい。

=== 以下、同掲題メールの転載 ===
※2月24日付けのメール、件名「インド入国時の検疫措置(インドで発行されたワクチン接種証明書の扱い(運用変更))」


●インドで発行されたワクチン接種証明書を所持してインドに入国する方は、インドで発行されたワクチン接種証明書を事前にオンライン提出することにより、RT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が不要となります。
●日本で発行されたワクチン接種証明書を所持してインドに入国する方は、引き続き陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります。

1 インド保健・家庭福祉省によると、インドで発行されたワクチン接種証明書を所持する方は、日本からインドへの入国に際して、出発72時間前に検体を採取したRT-PCR検査の陰性証明書又はインドで接種したワクチン接種証明書(2回接種を証明するもの)のいずれかを事前にオンライン提出することが認められるとのことです(ワクチン接種証明書の提出によりRT-PCR検査の受検及び陰性証明書の事前オンライン提出は不要となります)。ただし、日本で発行されたワクチン接種証明書を所持し、日本からインドへ入国する方は、引き続きRT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります。

(注)2月11日付で当館から発出した領事メール「インド政府による検疫ガイドラインの改定(入国後7日間の自宅待機等の解除)」の3において、「インド政府が指定する国からの入国者は、陰性証明書又はワクチン接種証明書のいずれかをオンライン提出することが認められますが、現時点では日本はその指定国にはなっていないため、日本からインドへ入国する方は、引き続きRT-PCR検査の陰性証明書の事前オンライン提出が必要となります」とお知らせしましたが、この運用に変更があったものです。

2 インド政府は検疫措置を頻繁に変更しています。中央政府、各州政府ともに今後も急に検疫措置を変更する可能性がありますので、最新情報の入手に努めてください。

3 日本外務省はインドについて「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」の感染症危険情報を発出しています。インドへの渡航を検討されている邦人の皆様におかれましては、渡航の必要性や時期について慎重に御検討ください。

このメールは,在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。

【問合せ先】
 在ムンバイ日本国総領事館領事班
 電話(91-22)2351-7101
 メール ryoji@by.mofa.go.jp

※「たびレジ」簡易登録をされた方でメールの配信を停止したい方は,以下のURLから停止手続をお願いいたします。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/simple/delete
=== 転載終わり ==


本日の練習






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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