インド陸軍、間違って国境を越えてしまった少年を保護

 

Posted on 15 Jul 2015 16:59 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

このような小さな努力の積み重ねで、隣り合う2か国の距離が縮まっていけばいいな。



今月はじめ、インドとパキスタンの国境地帯にあるインド側タングダール(Tanghdar)という街を通る停戦管理ライン(Line of Control)を、パキスタン側カシミールから誤って越えて入ってきてしまった少年を、インド陸軍が保護するという事件があった。
7月5日付メディアが報じた。
 
少年は11歳で、パキスタン領カシミールの住民であることが分かった。
保護したインド陸軍は、パキスタン側に少年の無事を知らせるホットラインメッセージを送るとともに、パキスタン陸軍の代表者に引き渡す際、新しい服やお菓子も持たせた。
 
思いがけずたくさんの「お土産」を携えた少年は、家族の待つ家へ嬉々として帰宅したという。
 
目先の利益のためではなく、強さの本当の意味を十分に理解した人だけが、最低限の国防に携わる。
インドは今もこれからも、そうした国であり続けて欲しいです。






About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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