横浜市がアーンドラ・プラデーシュ州のカキナダ(Kakinada)県の都市開発に協力し、同県をスマートシティとして整備することになりそうだ。
今月23日、チャンドラバブー・ナイドゥ(Chandrababu Naidu)同州首相が発表した。
昨年11月に、アーンドラ・プラデーシュ州から代表団が横浜を訪問したことを縁に、横浜市から横浜港埠頭の高島正之(たかしま・まさゆき)社長以下代表団が先週、ハイダラバードを訪れ、州首相と会談した。
代表団はカキナダ県も視察し、州政府と協力分野について協議した。
現在、同州の主要都市のひとつであるヴィサカーパトナムとカキナダとの間には4車線の幹線道路が通っており、この道路の拡充をはじめとするインフラその他都市整備に加え、電子工学やハードウェア、また廃棄物処理や環境汚染削減などの分野でも、横浜市から専門的知識を移行していく見込みであるとしている。