2012年のデリー・モーター・ショー(Delhi Auto Expo)で発表されて以来はや3年、初の「純インド産スポーツカー」として待望されてきた「DC Avanti(ディー・シー・アバンティ)」がいよいよ、当初は予約者への先着順による限定台数、公式に販売される見通しとなった。
NDTVほかメディアが報じた。
今月はすでに早期予約していた顧客に25台が納車された。
予約台数は762台分に及んでおり、スポーツカーに対する需要の意外な高さを伺わせた。
設計をムンバイを拠点とする「DC Design(ディー・シー・デザイン)」社が手がけた「DC Avanti」は、車長4550mm、車幅1965mm、高さ1200mm、地上高170mmで、インドにおける運転条件に適していると注目されている。
ボディには、同社技師が特別開発した炭素繊維部品をところどころに採用している。
パワーはシートバックと後輪との間に装備された2リットルの4気筒ターボエンジンが担い、モーターは241Nmトルクと合わせて最大248軸馬力を出力する。
安全機構としてはドイツのコンチネンタル(Continental)社が開発したアンチロック・ブレーキ・システム(ABS)が標準装備されている。
価格帯は250万から350万ルピーとなっており、顧客の好みに合わせて外装色は4万色から、内装色は4000色から選べるなど、ある程度自由なカスタマイズが可能となっている。
*Photo taken from Rediff.com