ナンダ歯科医院(Nanda Dental Care Premiere)で、難抜歯の親知らず2本を処置

 

Posted on 05 Apr 2019 21:00 in ASKSiddhiのひとりごと by Yoko Deshmukh

少しお高めな治療費で、外国人御用達といった感じの歯科医院ですが、その腕は確かです。



と言っても今回はわたしではなく、シッダールタの話である。

シッダールタの親知らずは下の2本とも水平に生えており、日本で歯科医院に通ったときにも「難抜歯」として口腔外科医による処置が必要と言われたものの、予定が合わずそのままプネーに戻って来た。
今回、親知らず手前の奥歯が2本とも根幹処理(Root Canal Method)が必要なほどの深い虫歯になってしまい、これらの治療と親知らずの抜歯のため、「ナンダさん」にかかることになったのだった。

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治療費は、根幹治療が1本4,000~4,500ルピー、親知らずの抜歯は1本1万1,000~1万2,000ルピーで、計3万ルピー超かかってしまった。
なお、国民健康保険のような制度はインドにはないため、民間会社の保険に加入しているが、残念ながらわが家が契約しているプランは歯科治療に適用されないということで、実費を支払った。

予後は親知らずは両方とも、特に右側がナンダ父子(経営者;現在は主に息子と数名の女性医師が現場に立っている)が立ち会うほどの難抜歯だったようで、麻酔がなかなか効かず1時間半もの長丁場だったものの、いずれの時も一切腫れもせず、出血もほとんどなく、非常に良好だった。
抗生物質と痛み止め薬は4日分、服用していた。
根幹治療も、何度も通わなければならなかったにしても、かなり丁寧に神経を取り除いてくれ、なるべく自分の歯を残そうとする、現代的な治療方針であることがよく分かった。

なお、実は数カ月前にTwitterで日本の方から、「プネーでの歯列矯正やインプラントの価格と治療期間はどのぐらいか」というお問い合わせをいただいたことがある。
その方はご自身の歯列の写真も送ってくださったので、そちらを持ってナンダ先生(Jr.)に相談したところ、治療期間は大体1年~1年半、費用は6万~8万ルピーほどという回答だった。
「安く早く治療を済ませたいということなので、インドに渡航してインプラントをしたらどうか」という問い合わせに関しては、「歯列が乱れているだけで健康な歯を抜くのは絶対に止めたほうがよい」とのことで、腕もよいしまっとうな、信頼できる歯科医院であることが伺える。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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