インド産牛乳、2030年までに目指す生産量は

 

Posted on 03 Mar 2024 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

写真は、ゴアのアンジュナ・ビーチに寝そべるウシさんたちです。オレたちを生産性に含めるなよな。



国家酪農開発委員会(National Dairy Development Board、NDDB)によると、インドの牛乳生産量は2030年までに世界の総生産量の30パーセントに達する。

India to produce 30% of world's milk by 2030: National Dairy Development Board

同会長でマネージングディレクターのミーネシュ・シャー(Meenesh Shah)氏によると、国内の牛乳生産量は1日あたり2億3,500万トンで、これはGDPの4~5パーセントを占め、さらに世界の牛乳生産量の24パーセント、つまり4分の1にあたる。

政府は2030年までに世界の牛乳生産量に占める割合を30パーセントに増やすことを目指し、乳牛の生産性を先進国並みに高めるために遺伝学やゲノムチップなどのアプローチを取り入れ、また口蹄疫やブルセラ症の予防対策のための無料のワクチン接種を計画、繁殖、栄養、健康の3点からアプローチする。

酪農業における再生可能エネルギーの利用についても、2050年または2070年までの実質排出ゼロを目指し、まずはメタン排出量の削減のため家畜の糞のバイオガスとしての利用と、屋根上の太陽光発電の設置推進に取り組む。

特に酪農場での太陽エネルギー利用促進のために、NDDBはドイツの国有投資開発銀行であるKfWor Kreditanstalt fur Wiederaufbauの協力を得て補助金や補助付き融資を提供すると述べている。

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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