マハーラシュトラ州で3日、牛肉の消費を全面的に禁止する「マハーラシュトラ州動物愛護法」の修正法案が通過した。
NDTV他メディアが報じた。
もともと、州内での畜牛のと殺や消費は、1976年に制定された上記法律で禁じられてきたが、今回の法案はそれを延長する形となった。
ただし水牛の消費はこれまで通り許可されるとしている。
牛肉の価格は、マハーラシュトラ州の庶民に最も好まれるマトン肉の3分の1ほどであることから、愛好者も多く、牛肉畜産業者は(法案の通過により)「失業者が急増する」と抗議している。
インドはブラジルに次いで、世界2位の牛肉輸出大国であることでも知られている。