火星探査ミッションで米航空宇宙局(NASA)との共同研究グループを設立したインド宇宙研究機構(India Space Research Organization:ISRO)が、この度初めて、米企業の衛星を打ち上げることになった。
ヒンドゥスタン・タイムズ紙他メディアが報じた。
この度打ち上げるのは、高解像度の衛星画像や高精細ビデオによる分析サービスを提供する、シリコンバレーを拠点とする企業「スカイボックス・イメージング(Skybox Imaging)」(昨年Googleにより買収)の衛星で、現在、アーンドラ・プラデーシュ州シュリハリコタのISRO宇宙センターで準備が進められている。
ISROの情報筋によれば、同社のマイクロ衛星180基を打ち上げ、より解像度の高い衛星写真の取得を試みている。
ISROでは現在、シンガポールの中型衛星4基と小型衛星3基の打ち上げ準備も行っている。