インド初の国産空母「INS Vikrant」がまもなく初航海へ

 

Posted on 02 Sep 2022 21:00 in インドあれこれ by Yoko Deshmukh

5年前に抱いた感慨とはまったく別の思いでこの話題を見ています。



この話題にピンと来たあなたは、かなりのインドオタクか軍事オタクかもしれない。

英国海軍から引き継ぎ、30年もの間インド海軍を支えてきた航空母艦、「INS Viraat」が引退して5年、ついに初のインド国産航空母艦「INS Vikrant」が完成し、ケーララ州コーチから初航海に臨む。

INS Vikrant, 1st India-Made Aircraft Carrier, Commissioned By PM: 10 Facts

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10年以上の歳月と2,000億ルピーという建造費をかけて建設された、長さ262メートル、幅62メートル、重量4万5,000トンの航空母艦「INS Vikrant」は、航空機は30機で、乗員は1,600人近く搭載でき、インドで建設されるもののうち最大の軍艦となっている。

当初はロシア製MiG戦闘機とヘリコプターを搭載する予定としている。
26機の調達を予定している甲板から離発着できる航空機(deck-based aircraft)については、ボーイング社またはダッソー社に絞り込み最終検討中という。

現在、インドには、ロシア製プラットフォーム上に建造された空母「INS Vikramaditya」が1隻あるのみで、インド海軍はインド洋とベンガル湾の主要な海軍戦線にそれぞれ1隻ずつのほか、予備として1隻の、合計3隻の空母を配備する計画としており、「INS Vikrant」の配備により、東海岸と西海岸の両方に空母を展開することで、海上プレゼンスの拡大を狙っている。

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About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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