プネー工科大学出身ナラシマン氏がスターバックス新CEOに

 

Posted on 03 Sep 2022 21:00 in インドビジネス by Yoko Deshmukh

グローバル企業のトップがまたインド人リーダーにバトンタッチです。



プネー工科大学(College of Engineering, Pune、COEP: 現COEP Technological University(COEP Tech))機械工学部を1988年に卒業したラクシュマン・ナラシマン(Laxman Narasimhan)氏が、世界最大のコーヒーチェーン、スターバックス(Starbucks)のCEOに任命された。

COEPのLinkedInページで知った。

Indian-origin Laxman Narasimhan, former PepsiCo executive, is new CEO of Starbucks

現CEOのハワード・シュルツ(Howard Schultz)の後任として任命された。
現職は「Durex(コンドーム)」、Enfamil(ベビーフード)、Mucinex(風邪薬)などの商品を製造するレキットベンキーザー(Reckitt Benckiser)社のCEOを務める。
また、ペプシコ(PepsiCo)ではグローバル最高コマーシャル責任者を務めたこともある。

スターバックスによれば、ナラシマン氏は10月1日に入社するが、CEOとして正式に指揮を執るのは2023年4月からとし、それまではシュルツ氏が引き続き暫定CEOとなり、ナラシマン氏と緊密に連携して業務するとしている。

ナラシマン氏はCOEPを卒業後、米ペンシルバニア大学ローダーインスティテュート(Lauder Institute at the University of Pennsylavania)でドイツ語および国際研究の修士号を、その後同ウォートンスクール(Wharton School)で経営学修士号を取得した。

2019年9月にレキットに入社し、コロナ禍では健康管理および衛生関連分野の収益向上に貢献した。

コンサルティング会社マッキンゼーアンドカンパニー(McKinsey & Company)のシニアパートナー時代は、米国、アジア、インドでの消費者、小売、テクノロジーなどの分野を担当していた。

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Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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