タミル映画のスーパースター、ラジニカーントが今度こそ政界に進出か:大晦日に発表

 

Posted on 28 Dec 2017 21:00 in インドの政治 by Yoko Deshmukh

支持率100%とかになっちゃったりして。



※2014年某日のシンガポールはチャンギ空港にて。
映画撮影が行われていた。
 

長い間、憶測だけはされていたが、今回はついに実現するかもしれない。
タミル映画のスーパースター、ラジニカーント(Rajinikanth)氏が、大晦日に政界進出の意思について語る予定となっている。
「Times of India」電子版が報じた。

Rajinikanth to announce political entry on December 31

現時点では、無所属か、いずれかの政党に入党するのか、自身の政党を立ち上げるのか、など詳しいことはよくわかっていない。

ラジニカーントが俳優としての経歴を積むようになる前は、クーリエ(Coolie:苦力、肉体労働者)やバスの車掌などの職を転々としていたというのは、あまりにも有名なエピソードだ。

実はわたしの周囲の人は、ラジニカーントがマハーラーシュトラ州プネー近郊で生まれ育ち、プネー市バス(PMT)の車掌をしていた、という話をよくするので、これまでそれを信じていたのだが、Wikipediaにはまったく異なる記述があって、実際にはベンガルールで生まれ育っていたようだ。

ただ、出身がマハーラーシュトラ州一円に広がるマラーター(Maratha)族の家系だったことから、プネーやマハーラーシュトラの人たちは、誇りを込めてこのように信じたかったのだろう。
今や誰に訊いても、「ラジニカーントはスーパースターになっても、地に足のついた誠実な人間だ」と口をそろえる。
政治家としての求心力は抜群だろう。





    



About the author

Yoko Deshmukh   (日本語 | English)         
インド・プネ在住歴10年以上の英日・日英フリーランス翻訳者、デシュムク陽子(Yoko Deshmukh)が運営しています。2003年9月30日からインドのプネに住んでいます。

ASKSiddhi is run by Yoko Deshmukh, a native Japanese freelance English - Japanese - English translator who lives in Pune since 30th September 2003.



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