トルコを経由してシリアに入ろうとしていた疑いがあるとして、9人のインド人がトルコ当局に身柄を拘束され、30日、ベンガルールへ強制送還された。
インディアン・エクスプレス他が報じた。
インドの警察当局は、9人が、現在シリアとイラクの国境をまたがる領域の統治支配を主張する国際テロ集団、「イスラム国(ISIS)」との繋がりがなかったかどうか、捜査している。
うち1名は、アメリカの名門大学で修士課程教育を受けたソフトウェア技術者だという。
9人はカルナータカ州やテーランガーナー州などの出身。
先月24日、観光ビザでトルコのイスタンブールへ渡航し、そこから陸路で国境地帯まで移動したとみられる。
9人に対して起訴状などは出されていないものの、ベンガルール警察では渡航の目的と「イスラム国」との関係について、詳細に調べを進めている。
昨年12月には、「イスラム国」に関して喧伝活動をしていた疑いがあるとして、ベンガルールの若者が逮捕されている。
若者のツイッター・アカウントには1万7000人を超える「フォロワー」がついていた。