長らくルフトハンザ航空が運航するフランクフルト便のみで、「国際空港」とは名ばかりだったプネ空港から、3月までにシンガポールとアブダビへの直行便が就航するかもしれない。
タイムズ・ニュース・ネットワークその他が報じた。
同空港の当局筋が29日、明らかにした情報によれば、シンガポール便はタタとシンガポール航空の合弁航空会社である「ヴィスタラ(Vistara)」が、アブダビ便は大手国産格安航空会社(LCC)の「ジェット・エアウェイズ(Jet Airways)」が、それぞれ就航を予定しており、現在関係省庁による最終承認を待っている段階だという。
インド空軍と滑走路を共有しているため、増便に限界のあるプネ空港だが、今年中に駐機場を2機分増設する予定があり、また空港内で利用者が無料に利用できる公衆無線LANの整備を進めるなど、民間空港機能の拡充に取り組んでいる。
現在、民間航空便はの1日の離発着数は126回(離陸63回、着陸63回)となっている。
うちアブダビ線は最終目的地としてデリーも結び、当初は週3便の運航となる見込み。
ヴィスタラ航空の就航時期については明らかとなっていないが、駐機場の増設後となりそうだ。